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近代和風創作集

​世界観設定

凡そ江戸時代中期から後期頃、日本の何処か。

山に囲まれた盆地で商業と風俗で栄えたとある街。

中心より北の方の土地を独占している花街を中心とし

主に米を育てている農地や混沌とした商店街にて

和風の神や妖怪、平凡な人間、霊媒師の一族などが

化かし化かされ退治され遊び惚けながら

​平穏な世を暮らしているだけの話。

​人物説明

山の神とされるモノと天狗たちや妖怪たちが

街の中心の花街で商売をしたり芸を披露したり

​人混みに紛れて遊び惚けるだけの話

桜の木の下に埋められた元気な幽霊と

埋めた男の孫とその二人の友人らが

​花見で一杯呷ったりするだけの話

生気が無く悲観的で執着心の強い男と

​その男の恋人であり視える事を喜ぶ幽霊と

​その知人たちがだらだら駄弁るだけの話

掃除屋兼浪人の男と浮気者の博徒の男が

貧民窟の中で情熱的に舞ったり

​愛し合ったりするだけの話

陰陽師や祈祷師、易者などが集まって

悪い妖達を祓い舞ったり駄弁ったり

​するだけの話

見世物小屋の主とその異形の見世物たちが

日常を謳歌したり見世物になったり

​饗宴するだけの話

龍神と呼ばれる商店街の主と商人たちや

龍神の息子とその周りが

​商いに精を出したり出さなかったりする話

貧民窟に潜む怪異や悪人どもや異邦人が

悪い物を売買したり乱痴気騒ぎを起こして

​乱れているだけの話

© 2021 coffeeinsanity

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